イタリアンチーズを料理に使ってもっと美味しく
2019.06.18 レポート
皆さんはモッツァレラやカチョカヴァロをどのように食べられていますか?
シンプルにそのまま食べても美味しく召し上がれますが、1年で一人あたり20kg以上もチーズを食べるイタリアでは、料理に合うチーズを自由に組み合わせて楽しんでいます。
イタリアではチーズのサイズが大きい。顔より大きいカチョカヴァロやホールサイズのグラナパダーノを皆買っていく。
料理に合わせて様々なチーズを使い分けて楽しむ
南イタリアのフレッシュチーズは日本人にとっての豆腐のようなもの。素材の味を活かしたシンプルな味わいは、そのまま食べても美味しいですが、幅広い料理のアレンジが出来る食材でもあります。
ロカンダ(イタリアンレストラン)のコースやメニューを見てみると、実に沢山の料理にチーズが使われていることが分かります。料理に合わせて様々なチーズを使い分けて楽しむのはイタリアンならでは。
同じく歴史のあるフランスのチーズも有名ですが、イタリアとは食べ方の主流が異なるようで、フランスのチーズはいわばデザート。コースの最後に出てくるような味の濃い熟成チーズが多く、そのままで食べるのがフランス流と言われることも。
もちろんイタリアでもチーズを盛り合わせてそのまま食べることもあれば、フランスでもチーズを料理に使うこともある。彼らはチーズを自由に楽しんでいる。
チーズを削って豊かな風味を楽しむ
グラナパダーノのグラナディエゾや、リコッタを塩漬け熟成したリコッタサラータなどのハードタイプ(セミハードタイプ)は、深いコクと濃厚な旨味が特徴です。削って料理に加えることで旨味や風味が増します。チーズグレーターを使用すると、とてもふんわりとした、キメの細やかなチーズを削ることができます。
スライスして添える
カチョカヴァロをステーキのように焼くことで旨味やコクを堪能できますが、セミハードタイプのチーズを薄くスライスして添えることでも料理を豊かにしてくれます。例えばカチョカヴァロやフォルマッジョを薄くスライスして、肉料理に添えることでも味わいや見た目を特別なものに変えてくれます。
サンドイッチやパニーニに
モッツァレラやカチョカヴァロのようなパスタフィラータタイプのチーズは、熱を加えることでよく伸びるのが特徴です。チーズや野菜をパンに挟んで、こんがり焼けばパニーニの出来上がり。半分にカットすれば、中のチーズがとろっと溶け出してきます。イタリア生まれのパニーニはアレンジもしやすいので、ぜひお試し下さい。
パスタやリゾットに加えて
グラナディエゾ、フォルマッジョ、リコッタサラータなどの熟成チーズが持つコクと旨味をパスタやリゾットに加えてみましょう。チーズを低温でゆっくり溶かしてクリームソースにしたり、粗目に砕いてトマトソースに加えても美味しく召し上がれます。
サラダや前菜に加えて
モッツァレラやボッコンチーニ、ブッラータといったファットリアビオ北海道のフレッシュチーズは、南イタリアの伝統的な製法で作られ、北海道のチーズ工場からお届けしています。新鮮なチーズは瑞々しく、とてもジューシー。フレッシュチーズはサラダや前菜に取り入れやすく、もう一品をお手軽に追加できます。
お菓子作りに
低糖質でヘルシー、癖のない自然な甘さのリコッタは様々なお菓子に加えやすく、活躍します。例えば、南イタリアの伝統的なお菓子カンノーリ。オリーブオイルで揚げたパリパリの生地に、フィリング(生クリームにリコッタや洋酒、ドライフルーツ等を加えた)が入ったお菓子です。皮を焼くのが難しいという方にオススメなのは、クラッカーやビスケットを用意して、フィリングをディップにする方法。お手軽にカンノーリ気分を味わえます。
毎日の食卓にチーズがある生活を
イタリアでは家庭に伝わる秘伝のレシピが沢山あります。そうして食文化が発達してきた歴史があります。皆さんもご家庭の料理に、自由にイタリアンチーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見が待っていますよ。
ファットリアビオ北海道のオンラインショップもぜひご利用下さい。
ギフトには直営店のみで販売されている蔵出限定チーズ等が入った特別なRegaloをご用意しています。